トランスを理解することは潜在意識活用法にとって大きなスキルとなります。
トランス状態にはいろいろなメリットと活用の仕方があります。
退行して失われた記憶を取り戻すこともできますし潜在意識下にある
スポーツ選手の行うイメージトレーニングもトランス状態で行えば
自己実現に向けてセルフイメージの理想化をすることも可能です。
アファメーション効果を最大限に引き出すことも可能です。
最初からあまりに非日常的なことを聞いてもピンとこない方もいら
まずは身近な活用の仕方から紹介させていただきますね。
最も身近で簡単な活用としてはリラックス効果があります。
何でもないことと思われるかもしれませんが、
特に、不眠症や自律神経失調症、
トランスすると脳波が細やかになります。
アルファー波と呼ばれる脳波状態になります。
こういった脳波状態とは普段せわしなく働き続けている左脳がひと
言い換えればあちこち振り回されずに落ち着いている状態です。
リラックスした中にある集中状態とでもいうべき感覚があります。
そしてこの状態になると脳内にセロトニンというホルモンが放出さ
セロトニンとは気分的バランスを取ってくれるホルモンです。
他のアドレナリンやドーパミンとのバランスを取ることで気分的安
鬱や自律神経失調症の人にとっては非常に効果的なホルモンです。
実際に抗鬱剤にはセロトニンの再吸収を抑える働きの薬があります
そういったアルファー波的トランス状態に入るには左脳を肉体的感
ヨガもそうです。
瞑想や禅もそうです。
ジョギングや山登り、
そんな中でお勧めしたいのがストレッチです。
ヨガが得意な方はヨガでもかまいません。
ただし、
誰かと比べたりDVDを目で追いながらだとトランスすることが難
例えば、
左足1本をじっくりストレッチするだけでもいいのです。
肩と首周りのストレッチをするだけでもいいのです。
コツはゆっくり時間をかけてやることです。
無理に伸ばそうとせずに体重だけを利用して快いポジションで時間
力は抜いてください。
本来身体を柔らかくするということは力を抜く行為です。
無意識に入ってしまっている無意識緊張による力みを取ることこそ
そこにかかる力をほんの少し角度を変えてやるだけでも快さと脱力
「私のこの部分の筋肉はどの角度に、
普段伸ばされることのなかった部分が伸ばされることによるエネル
そこが解放される心地よさを味わってあげてください。
さらに身体の感覚に集中しながらゆったりとした呼吸を繰り返して
今ストレッチされている部分に息を通すようなつもりで吐く息とと
気持ちよくできるようになるとアッという間に30分以上が過ぎて
すでにその状態がトランスしている状態です。
そしてそのまま仰向けになってしばらく心も身体も解放してリラッ
仰向けに寝転んで両手両足を軽く開いて手の平を上に向けるヨガの
ついこの間、
そして2週間滞在されましたが抗鬱剤、精神安定剤、
薬なしで眠れるようになったのはセルフトランスの仕方を覚えたか
もちろん帰ってからも安眠が続いているという嬉しい知らせを受け
(鬱の原因であった無意識下の問題はもちろん解決しました。=
トランスはけして難しいことではありません。
怖いことでも不思議なことでもありません。
人間の仕組みとしてあたりまえの能力です。
みなさんも是非活用していただきたいと思います。
潜在意識はいつも自分自身に対して開いていますから。