『意識の仕組みと使い方』のページです。

意識の学校~教材集~

意識の仕組みと使い方

第1回~現実を変える意識の使い方
 

意識という言葉は誰もが知っています。

そして意識していようがしてなかろうが、意識が今ここに存在していることも誰もが認識していることでしょう。
 
しかしあえて質問します。
意識とはいったい何でしょう?
意識に大きさはあるのでしょうか?
意識に強弱はあるのでしょうか?
 
意識とは…
制限された領域にある知覚です。
広大な全体自己の先端に限定されたアンテナの先にある知覚です。
 
そしてその大きさと深さは瞬間ごとに変化しています。
意識が広さを変えていることに気づいてますか?
その広がりが知覚範囲を決めて影響できる範囲を決めています。
逆に一点に向ける集約力が質の高さと成果を決めています。
 
意識の使い方が能力や成果の差となっていることに気づいてますか
 
そして意識は外だけではなく内側深くにも使用できます。
目の前の現実だけでなく、自分の内側で起きているエネルギーの流れや変化にも焦点を当てることができることに気づいてますか?
 
 
意識には使い方があります。
そして使い方に違いがあるとしたら、
意識の使い方でいったい何が変わるというのでしょうか?
 
まずは自分の行動・反応が変えられます。
意識を無意識領域にまで広げられれば。
 
意に沿わない行動や反応は無意識に設定されたプログラムによって実行されています。
だから意識を無意識領域にまで広げられると…
無意識が意識化できます。
自分が何故そのような行動を繰り返すのかが理解できます。
そして自分が望む行動の原型となる設定をプログラムし直すことが可能となります。
 
さらに意識を全体自己領域にまで広げることができれば…
何を自己実現するのかを選択することが可能になります。
自分の体験を選ぶことができるようになるということです。
 
 
自分本来の個の特性や人生のデザインは全体自己領域に存在しています。
そこと切り離された(意識できていない状態)ままでは自分らしく自分の幸せを生きることが難しくなります。
無意識領域にプログラムされた誰かの価値観を生きるしかなくなるからです。
 
自分の中に何層もの領域があることを知ってください。
そうすればその中の望ましいことに意識エネルギーの焦点を合わせることが可能になります。
 
意識の仕組みと使い方は、本来の自分を自由に体験するための大きなツールとなり得ます。
 
第2回~意識には階層がある

 
意識には大きく分けて3つの層が存在しています。
 
目の前の現実に焦点を合わせている知覚。
行動や思考・感情の原型が存在している無意識。
自分の全体像を把握しながらこの人生体験を見つめている全体自己意識。
 
目の前の知覚だけが意識だと勘違いしていると、自分の意に沿わない行動や気分を変えることができません。
何故なら行動、感情の方向性、気分の浮き沈みを決定づけている理由は無意識に存在するからです
無意識領域というのは3次元的現実を体験するためのシステムです
だから自分の無意識が意識化できないと自分の体験を変えることができません。
知覚からするとまるで望んだ覚えのない現実を体験し続けてしまいます。
 
さらにその奥にある全体自己領域には自分自身の個としての特性と人生のデザインが存在しています。
この人生を自分らしく心の底から満足して生きるには全体自己との一致が必要です。
そして無意識に設定されたプログラムから解放されるためには全体自己の視点から無意識を見抜くことが必要です。
不可能とは言いませんが、無意識領域内の設定に支配されたままで無意識を書き換えることが難しいからです。
 
 
簡単に言うと、人間の意識領域には大きく分けて3つの層があるということです。
苦しみとはこの3つの層が持った方向性が相反している状態のことです。
特に無意識層にはまるで矛盾したり対立したベクトルが存在しています。
 
埋めることのできない不足感。
自分を支配し続ける不安や焦燥感。
自己肯定感を阻害する無価値観。
しみついた無力感。
表面の知覚と、無意識と、全体自己の持つベクトルがバラバラになってしまっていることが原因です。
 
しかし、その混乱を終わらせることは可能です。
3つの意識の持つベクトルを整えることで。
 
意識は広げることが可能です。
意識は大きさを変えられるのです。
そして何に意識エネルギーの焦点を当てるかを選択できます。
 
そのことに気づかないままに自分の作り出した混乱に巻き込まれて生きることをやめにしませんか?
自分が創り出した混乱に翻弄されて生きることをやめにしませんか
 
意識のことを知ってください。
意識には秘密があります。
意識の仕組みを理解して使いこなすことは、人生を自由に生きるための秘訣です。
 
 
第3回~意識領域が変われば

 
意識の仕組みが理解できて意識領域が変えられると何が変わるのでしょうか?
 
無意識層を意識化できれば…
自分が見えてきます。
自分の行動を創り出している本当の理由が観えてきます。
ある結果に向かって無意識的に動いている自分が観えてきます。
 
そして、表面の現実に振り回されている自分ではなくて。
自分の内側にすべての答えと可能性が隠れていることに気づきだします。
自分自身のチグハグや混乱を自分の力で整理できるようになります
意識の立ち位置を変えることによって思考や感情を選択することが可能となります。
 
さらに他人の無意識が観えてきます。
そうすれば他人が理解できるようになります。
他人の言動の不一致に振り回されることが減ってきます。
相手の無意識プログラムを理解したうえでの無意識コミュニケーションが可能になります。
それによってリーダーシップを発揮したり誰かをサポートできるようになります。
要は人間関係への苦手意識が激減します。
 
全体自己領域に意識を広げられれば…
無意識プログラムを書き換えることが容易になります。
自分が本当に望む在り方が観えてきます。
この人生を貫くデザインと一致して自分らしく生きることが可能になります。
 
意識エネルギーの本質が見えてくれば…
その特性を生かして意図的な創造をすることが可能になります。
自分の中のどこに焦点を合わせて、
自分の中のどこを実現するのか、
自分が望む現実創造の鍵は自分にあることが理解できます。
 
意識という知覚の中身は人によってまるで違います。
同じものを見て感じているつもりでも、人それぞれにまるで違います。
その違いこそがそれぞれの人生体験を創り出していることに気づいてください。
 
意識の大きさが広い人は…
時空間認識能力が違います。
仕事や計画の段取りだけでなくそこに関わる人や出来事への影響力が駆使できます。
自分の意識エネルギーが影響を及ぼす範囲が大きいからです。
 
意識の焦点を集約することに秀でた人は…
細やかで繊細な領域に才能を発揮できます。
何らかの分野で一流になったり達人になったりする可能性があります。
仕事だけでなく人生そのものにおいても自己実現エネルギーを集約することが可能となります。
 
意識の焦点を自在に切り替えられる人は…
感情に流されません。
過去に囚われません。
未来の不安に翻弄されません。
今この瞬間に自分を100%発揮することが可能となります。
 
意識のことを知ってください。
意識には秘密があります。
意識の中にこそあらゆることの答えがあります。
 
意識の仕組みが理解されてくると…
意識がつなぐ自分の内的世界と外的世界の関連性が観えてきます。
 
そして自分には力と価値があることが自覚され始めます。
 
 
第4回~知ることから始めてください

 
意識できないこと…
要するにまるで知らないことは想像することができません。
そしてそれは創造できないことを意味しています。
 
目の前の知覚がすべてと信じているうちは、
意識の及ぶ領域は目の前の現実のみに限定されています。
だから何を想像→創造するかということも制限された状態です。
 
無意識下に存在する設定や隠された意図に気づくことはありません
だから自分の行動や体験をコントロールすることが不可能です。
無意識行動の創り出した体験を自分として経験するしかありません
まさか自分がそんな理由で行動しているなどと想像すらできない状態が続きます。
 
全体自己領域のことを想像できないままに自我を超えることは不可能です。
個人と個人が分離したまま対立していることがあたりまえとなります。
競争と優劣、どちらが正しいのか、勝負、損得、それを超えた領域が存在していることなど想像もつかないでしょう
 
 
意識を広げるためには、意識を深めるためには、
使える意識領域を知ることが始まりです。
知ることによってその領域を想像することが可能となります。
そしてその領域での創造が始まります。
 
まずは知る。
そしてそこを想像する。
そしてその領域を感じてみる。
そこがスタートです。
 
知覚にそれを理解させて。
感覚でそれを触らせて。
体験させることで認識を書き換えていきます。
 
そうすることが使える意識領域を広げていきます。
 
意識の階層は大きく分けて3層ありますが、意識の立ち位置や視点はその中に無数に存在しています。
まずは無意識領域と全体自己領域を知ってください。
その中で意識というエネルギーの広げ方、集約の仕方、創造の仕方を身につけてください。
 
精神分析的な視点のみで無意識領域だけに囚われないでください。
無意識領域を無視して、ある種のスピリチュアル的な都合の良いばかりの宇宙論にならないでください。
全体性が重要です。
全体が整合性を持って自分の中に存在することが重要です。
 
 
意識領域が広がるにつれて…
 
自分がどうしてそうなっていたのかに気づき始めます。
自分には違った可能性があることが観えてきます。
自分には力があることを思い出します。
自分が自由に生きていいことがわかります。
自分という存在の価値がわかり始めます。
 
 
第5回~意識と自己実現

 
意識の立ち位置を変えると…
自動的に流れ込んでくる思考内容が変わります。
自動的に流れ込んでくる感情の質が変わります。
対象物への視点が変わります。
なぜなら意識の周波数帯が変化するからです。
 
周波数帯を変えないままに考えや感じ方を変えようとすることに無理があります。
それは表面の知覚が意志を使って力づくで動かそうとしていることだからです。
ほとんどの場合に上手くいかないか。
もしくはそのあとに反動を受けてよりリバウンドすることとなります。
 
人の思考は周波数帯によって変わります。
人の感情は周波数帯によって変わります。
人の望みもそうです。
何を望むのかは意識の立ち位置による周波数帯によって変わります
 
だから…
周波数を変えることが最も重要です。
それが波動を変えるということです。
波動は共鳴します。
周波数を変えると共鳴することが変化します。
 
浮かんでくる思考が変わります。
感じ方が変わります。
見え方が変わります。
そして人との出会いも人との関係性も。
起きてくる出来事とその結果も。
そこで体験することのすべてが、自分の周波数と共鳴して起きているのですから。
 
 
意識の仕組みを知るということは、
本来自分の使える周波数帯を知ることにつながります。
 
意識の立ち位置を変えるということは、
その中から周波数帯の選択肢が増えるということです。
 
 
そしてもうひとつ大事なこと。
 
人間は誰もが常に自己を実現しています。
それは法則です。
意志の強さや努力の問題だけではありません。
 
その結果として、ひとりの人間がいくつもの自己実現を同時に行っています。
意識の階層ごとに望むことが違っているからです。
表面の知覚は過去のある状況において自分が望んだことを忘れているからです。
目の前に翻弄されて、いくつもの相反する自己を実現しようとしてしまうからです。
 
混乱した人生を終わらせて、
自分が本当に望む人生を生きるためには…
 
自分の核なる望みを選ぶ必要があります。
そして今や望んでないはずの、過去から継続された自己実現を完了させる必要があります。
望みを選択する必要があります。
望みの整理整頓をする必要があります。
 
自己実現とは、人間誰もがが持っている根源的能力です。
そしてその能力を使いこなすのは。
意識です。
 
意識を知って、意識領域を広げて、意識エネルギーの使い方を身につける。
それが意識の学校の目的です。
 
 
第6回~意識と現実をつなぐ

 
思考は現実化する。
想いは実現する。
自分の周波数が共鳴する現実を引き寄せる。
意志が関与することで波動は粒子化する。
 
意識が現実を創っている…
 
それを肯定する言葉はたくさんあります。
しかし、どれだけ言葉を知っていたとしても、
どれだけそれを信じているつもりでいても、
本当に自分の意識と現実が連動してますか?
 
人によっては一時的に、人によっては頻繁にそれを体験する人がいるかもしれません。
しかしそれが思うように続かない場合には…
法則性を疑い出すか、
そんな自分を責めだすか、
力のない自分により自信を失うか、
思考と体験している現実のギャップに混乱が生じる人達がいます。
 
頭では理解しているつもりなのに。
現実の体験が変わらない。
 
それは、
つながってないからです。
自分自身の全体性と。
知覚意識と現実体験の連動性が。
 
 
頭にとって都合の良いことだけが意識ではありません。
意識には無意識領域があります。
全体自己が存在しています。
目の前の知覚が思うことだけが自分の全体性ではありません。
 
頭が信じているつもりのことと無意識が実際に信じ込んでいることが違う。
頭が知っているつもりのことと無意識が設定していることにギャップがある。
要は全体性として整合性を得られていないからです。
 
ではそれを連動させるために必要なこととは?
 
この物理次元は脳が翻訳することで体験されているホログラムである。
という見識が拡がっています。
量子物理学者や脳生理学者の研究がますますその可能性を高めています。
まるで映画のマトリックスの世界です。
 
こういった次元構造に関する知識も必要です。
頭がいくら意識は現実化すると言っていても、
無意識がゆるぎない現実構造を信じていれば内部矛盾が起こります
 
そして意識領域が変化させられることを理解する必要があります。
さらに意識領域の違いを見極められる内的物差しが必要です。
言うなればそれは意識領域の地図とコンパスです。
 
地図とコンパスが手に入れば、意識を使う要所がわかります。
3次元という時空間に存在する法則性が明確になるからです。
 
そして初めて自分の意識と現実がつながっている構造が認識できます。
頭だけではなく無意識領域においても。
 
今この瞬間の自分の意識と創造されてくる現実にかけ橋を作る。
意識と現実がつながっていることを現実体験の中で落とし込む。
それはほとんどの人にとって必要な具体的作業だと思っています。
 
 
最後に…
無意識に関わる問題解決や基礎的なことは無料公開講座や無料動画で学んでいただけます。
さらに踏み込んで意識のメカニズムと使いこなし方を実践したい方はオンライン講座へご参加ください。
現実を変えることに挑戦する仲間と共にお待ちしています。