『無意識と身体の凝り』のページです。

意識の学校~教材集~

無意識と身体の凝り

身体で起きることの始まりは無意識です。

 

もちろんケガなどの外部的要因によるものもあります。

 

しかし、生活習慣病やほとんどの病気には無意識が影響しています。

 

 

 

例えば、万病の基といわれる肩凝り。

 

それはどうして起きているのでしょうか?

 

 

それはまず無意識においてメンタルな緊張が起きることで始まります。

 

それは決して頭で知覚できる緊張だけではありません。

本人にそんなつもりはなくても無意識下で自律神経が緊張しています。

 

無意識下において抑圧感情があると、

 

筋肉は緊張を起こします。

 

無意識システムの中で頭では知覚できない条件づけに触れると筋肉は緊張します。

 

無意識システムの根底にある観念を通して何らかの出来事を体験すると筋肉は緊張します。

 

 

例えば、人に嫌われてはいけないと信じ込んでいる人が人と対峙すると緊張が起こります。

そして筋肉も緊張します。

 

人から認められなければならないと信じ込んでいる人が何かをしようとすると、心も筋肉も緊張します。

 

 

長時間筋肉が緊張すれば血行が悪くなって老廃物や痛み物質が溜まります。

 

慢性的に対人緊張や潔癖症がある人は、慢性的に緊張し続けます。

 

 

だから肩が凝ります。

 

だから片頭痛になります。

 

だから腰痛になります。

 

 

そして凝りによって血行が悪くなったり老廃物が溜まった個所は弱っていきます。

 

永い間それを続けることで内臓などの機能低下起きてきます。

 

身体が汚れることになりますから生活習慣病の原因ともなり得ます。

 

 

凝りは万病の基です。

 

凝りからさまざまな病気が始まります。

 

そして凝りのほとんどは、無意識下で起きている緊張が原因です。

 

 

マッサージを受けて楽になっても、数日内に肩凝りが始まる人がいます。

 

無意識下が緊張しているままだからすぐにまた筋肉が緊張するからです。

 

それが続く限りはいくらでも筋肉の凝りは繰り返されます。

 

 

無意識システムに存在するメンタルな緊張の基を解放してください。

 

無意識下にある緊張を作り出している原因が消えたとき、はじめて身体は芯からリラックスできるようになります。