姉妹で摂食障害や過食症。
兄弟でうつ病や引きこもり。
こういった場合に多いのが母親や父親を対象としたエネルギーゲームです。
親からの注目(=子供にとっては愛情)を集めるための。
兄弟姉妹はライバルです。
先に誰かが調子を崩すと…
後で誰かが同じような病気になります。
無意識で起きていることは、病気になることでの注目争いです。
病気の子供を心配することは、ほとんどの親にとって当然のことですから。
もちろん片方だけが、一人だけが病気になる場合もあります。
その場合は病気というアイテムを使うことによる注目の独り占めです。
ほかの何かで注目を集めることがむずかしいと感じている場合に起こりがちです。
そんなことのために私はこんなに苦しんでいるわけがない。
と怒る人もいるかも知れません。
しかし、
無意識はそれを実現させます。
無意識はシステムですから。
本人がどんなに苦しもうと、デメリットのほうが大きかろうと。
無意識はプログラムされた目的を果たし続けます。
そして実は、
兄弟姉妹だけでなく、親同士もまたエネルギーゲームを仕掛けあいます。
夫婦間においても。
子供との関係においても。
お嫁さんと姑さんや小姑の間でエネルギーゲームが起こりがちなのは誰もが想像がつくことと思います。
実の親子で会っても起きるわけですから当然ですよね。
さらにまた、そのエネルギーゲームは代々引き継がれていくことがあります。
同じストーリーを基にして行われているからです。
決して遺伝子や家系の問題ではありません。
エネルギーゲームの基となるストーリーが引き継がれているのです。