過食は代替行為です。
決して身体が求めて食べているのではありません。
求めているものは無意識下に隠された感情エネルギーの発散です。
だから身体は苦しんでいます。
過食は自傷行為です。
繰り返すたびに自己嫌悪と後悔と自己否定が蓄積されます。
いつの間にか後悔と自責の念が負のループを長引かせています。
そして身体は苦しんでいます。
過食を止めるためには何を食べるのかよりも、無意識下にある抑圧感情に気づく必要があります。
何故ならあなたの身体は決して飢えてはいないからです。
過食を手放すためには食べることそのものよりも、痩せることへの執着を手放す必要があります。
何故ならそれが反転反動を起こすことで、キリのない過食衝動を生み出しているからです。
過食を止めるためには自己嫌悪と自分を責めることを手放す必要があります。
何故なら過食とは代替行為と自傷行為だからです。
01
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本当に食べたかったですか?
本当にそんなに欲しかったですか?
本当は途中から衝動の中身が変わっていませんか?
あなたが聞いている身体の声は…
身体の声ではありません。
それは心の声です。
あなた自身によって抑圧されて押し込められた心の声です。
だから…
最初は食べたいと聞こえていた声が、途中から別の声に変わっています。
02
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過食の原因は身体の欲求ではありません。
肉体的欲求があったとしても、それは単なる食べ始めのきっかけに過ぎません。
過食の本当の原因は抑圧された感情エネルギーです。
無意識に押し込まれて自分から目を背けられた感情エネルギーです。
感情は自分を動かすエネルギーです。
流動する何かに表現されることを待つエネルギーです。
だからそれを止めたままにはできません。
いずれ堰を切ったようにそれは溢れ出します。
そして何かを破壊します。
過食というのは感情エネルギーを小出しに発散している状態です。
感じたくない、気づきたくない感情を発散する代替行為に過ぎません。
03
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過食を繰り返しているうちに、いつの間にか過食そのものが習慣になっています。
気がつけば苦しくなるまで食べないと気が済まなくなっていませんか?
気がつけば食べ始めから自己嫌悪までがルーティーンになっていませんか?
無意識は何度も繰り返される体験から学びます。
ひとつのプログラムとして学習します。
いつの間にかプログラムによって自動行動になっていませんか?
それがなければ何か寂しいような、そんなことを感じるようになっていませんか?
過食の原因となる無意識に抑圧された感情と、プログラム部分を別に見抜く必要があります。
04
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痩せることへの執着が過食衝動に大きく影響していることは確実です。
過食で悩んでいる人に聞いてみれば明らかです。
ほとんどの人が痩せることへの強い渇望を口にします。
でも、皮肉なことに過食すると太ります。
だから一人二役になります。
痩せようとする自分と、太ろうとする自分です。
これは非効率だと思いませんか?
まるで反対の方向に全力で走っているようなものです。
実は、無意識に隠された相反する願望がそれを創り出しています。
そのことに気づいて矛盾を失くすことができれば…
痩せることは何も難しくはありません。
過食を止めれば必然的に太らなくなります。
05
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摂食障害や過食症の原因として、よく母親との関係性があげられます。
それは事実だと思います。
もちろんすべての人がそうだとは思いません。
しかし母親との関係が強く影響していることは事実だと思います。
無意識の中に、ある時期に満たされなかった母親への渇望がある場合があります。
無意識の中に母親への非言語コミュニケーションが隠されている場合があります。
無意識の中に母親への怒りが隠されている場合があります。
無意識の中に母親への依存がある場合があります。
母親との関係性を変えることでそれらがクリアされます。
それは…
母親がすることではありません。
あなた自身がすることです。
あなたにはそれが可能です。
あなたの無意識プログラムなのですから。
06
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自分が目を背けているものはそんなに怖いものではないかもしれません。
本当はそれほど大きなものではないかもしれません。
目を背けているから…
それは巨大で手に負えないようなものに見えてるだけかもしれません。
どんな苦しみも。
どんな悲しみも。
どんな怒りも。
あなたより大きな感情や苦しみは存在しません。
何故なら、それはあなた”の”ものだから。
それはあなたそのものではありません。
07
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過食を作り出している犯人は、
もうひとりの自分です。
それは無意識下に抑圧された感情体とも呼ぶべき存在。
もうひとりの自分です。
だから、スイッチが入ってもうひとりの自分が暴れだせばどうすることもできません。
そして暴れるだけ暴れてその自分が去った時。
普段の自分に主導権が戻ってきます。
そしてできることは…
自己嫌悪と後悔だけです。
責める自分と、責められる自分の二人がいることがわかりますね。
無意識の中で分離した自分。
抑圧されて分離した感情体。
それがもうひとりの自分の正体です。
そしてそれこそが意に沿わない行動や過食を作り出す正体です。
08
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無意識を理解してください。
過食を起こしているのは無意識なのですから。
そこにすべての原因と理由と、隠された目的が潜んでいます。
無意識プログラムからの解放が、あなた自身に自由を取り戻します。
【過食改善への10のヒント】
以下はステップメールとして公開されていた過食改善へのヒント集です。
テキストばかりになりますが興味ある方はご覧ください。