『心で食べると食べ過ぎる』のページです。

意識の学校~教材集~

心で食べると食べ過ぎる

身体の声で食べると食べ過ぎはしません。

 

では心の声で食べると?

 

食べ過ぎます。

 

ほとんどの場合において。

 

 

どうしてでしょうか?

心の声で食べるとはどういうことなのでしょうか?

 

心の声というのは無意識システム内で起きていることが要因の食欲ということです。

 

よくストレス食いという言葉を聞きます。

 

仕事でストレスを感じることと身体が求める栄養分が関係していると思いますか?

 

もちろん過ぎた頭脳労働や肉体労働によって血糖値が下がる場合はあります。

そういった場合でも血糖値をあげるのはほんの少量の糖分でことたります。

病院での点滴など、500ccの中にたった30gのブドウ糖液が入っているだけなのですから。

 

嫌なことがあったからといって、身体が栄養分を求めるわけではありません。

まして暴飲暴食を求めるはずがありません。

 

 

 

 

求めているのは心です。

 

心が何かを発散しようとしています。

 

食べるという行為によってエネルギーを発散しようとしています。

(それは実は浪費にしかならないのですが…)

 

 

心とは無意識下で起きているイメージや感情や身体感覚の総称です。

 

だからそれは純粋な身体の声ではありません。

 

 

それを代替行為と呼びます。

 

本当に発散したいものは別にあるのです。

 

本当に求めているものは食べ物ではないのです。

 

そのことに気づかないと…

そのことに気づいて本当の要因を解消しないと…

 

代替行為は止まりません。