『なぜ食べ過ぎるのか?1』のページです。

意識の学校~教材集~

なぜ食べ過ぎるのか?1

食べ過ぎには、大きく分けて2つの要因があります。

 

ひとつは無意識システムにセットされたプログラム。

要するに習慣的食べ過ぎです。

 

幼いころから1日3食を食べなさいと言われて食べてきた人は朝昼晩と3食食べるのがプログラム化しています。

だから1色抜くだけでもお腹が空いたと感じてしまいます。

 

しかしこれは単なるプログラムによるパターン行動=習慣です。

 

 

身体での習慣的プログラムは意外と早く書き換わります。

 

少食を1週間も続ければ1日1食や2食でもそんなにお腹が空いて辛いとは感じなくなります。

もちろんお腹が空っぽにはなりますからそのことは知覚できます。

 

しかし、空っぽになったからといって辛いとは感じません。

 

 

 

本来は身体にとって空腹=お腹が空っぽである状態は決して悪いことではありません。

実はそれは身体にとって望ましいことです。

 

食べ過ぎた直後は苦しくて動きたくありませんよね。

それは身体を動かす酵素が消化吸収にばかり使われてしまって全体を動かすためのエネルギーが不足しているからです。

 

いっぱい食べ過ぎて寝た次の日の朝も同じです。

身体がだるかったりむくんだりすることがあります。

 

これも酵素が消化吸収にばかり使われて、眠っている間の身体の修復や回復に使われる分が不足しているからです。

 

 

だから身体が回復しません。

だから眠る時間が増えます。

 

ちなみに…

ダイエット的にいうと、寝てる間の新陳代謝が落ちることは最も太る原因となります。

 

 

良い状態で眠ることは、ダイエットにとってとても大切なことです。