『トランスを利用した自己実現2』のページです。

うつ病。引きこもり。もうひとりの自分。

トランスを利用した自己実現2

望む成果を引き寄せる。

望むような自分になる。


そういった自己実現に最も必要なこと。
それは無意識下に自分の願望を届けることだと説明しました。

では、どうしたら無意識下に自分の願望を届けることができるのでしょうか?

そのために有効的に活用できるのがトランスです。
トランスとは顕在意識=頭と無意識層とをつなぐために非常に効率的な方法なのです。

まずは他者の力を借りてトランスする方法を説明しましょう。
その仕組みが理解できるとセルフトランス(=自分ひとりで行うトランス)も簡単になりますから。


他人がトランス状態に誘導する技術…
それがヒプノです。
日本語に訳すと催眠となります。

しかし、この訳し方は間違っています。
この訳し方がヒプノに対する世間一般的な誤解の基となっていることは明白です。

TVなどで行われる催眠術=催眠ショーは単なる見世物的であって人間学・心理学として探求されるべトランスの本質とはかけ離れたものとなっています。
そこで行われる見世物的行為はトランスを活用すれば可能なことのひとつではありますが、けしてトランス利用による潜在能力の活用と呼べるものではありません。


トランスの本質とは意識がひとつのことに集中されながら同時に囚われていない状態をいいます。
リラックスの中にある集中状態…
アルファー波と呼ばれる脳波の状態です。

そしてトランス活用によって肉体的に起きていること。
それは左脳と右脳の同調です。 

左脳は顕在意識に対応しています。
普段私たちが目覚めている時に主に使われている論理的なことが得意な脳です。

それに対して右脳は直観的であり創造的です。
そして潜在意識に対応しています。
眠っていて夢を見ている時などに活躍しているのも右脳だと言われています。 

トランスに誘導すると左脳と右脳を同調させることができます。

意識を覚醒させながら夢を見ることも可能です。

心理療法を理解したヒプノティストがその状態を利用するとヒプノセラピーが可能になります。
無意識層に抑圧された感情や忘れ去られていた記憶を目の前に鮮明に見ることも可能です。
潜在意識からの情報やメッセージをインスピレーションやビジョンとして受け取ることも可能です。 

では、ヒプノティストはどうやって他人をその状態に誘導しているのでしょうか? 

それはまず左脳=顕在意識をあるひとつのことに注意を集めさせることから始めます

例えば呼吸に。
例えば光の点滅に。
例えば聞こえてくる音に。

それは何でもかまいません。
左脳がそこに注意を向け続ければそれでかまいません。 

そして、左脳があることに注意を集めているその間に。
右脳にアプローチします。 
言葉を使って。
仕種や音や触覚などを使ってもアプローチできます。

それが最もオーソドックスな潜在意識にアプローチする方法です。

実は人は、みなさんが思っている以上に簡単にトランスすることが可能です。
ほとんどの人は数分のうちにトランスを始めます。

瞼がピクピク震えだしたり…
手のひらや指がピリピリとしびれるように感じ出したり…
時間感覚が変わりだしたり…

身体がリラックスして意識だけが自分の内側や潜在意識にトランスを始めます。 
そしてその状態は無意識層や潜在意識層への扉が開いた状態です。 

それを自分で行うのがセルフトランスです。

自己実現の要となるもの。
それはトランスです。

何故なら、いくら頭で念じていてもそれがどこにも届いていない可能性があるからです。
その想いが無意識層や潜在意識に届いていなければ単に頭で考えているだけかもしれないです。

もしそれだけで願望が達成されるなら、
意志が強ければそれでいいということになります。

本当にそうでしょうか?
強い意志さえ持てればそれで想いは実現するのでしょうか? 

体験からするとそうではないことが理解できると思います。

時には強い意志を持ち続けたことが大きな成果を得たこともあったでしょう。
しかし時にはそれが執着になってるだけで一向に成果を得られないこともあったのではないでしょうか。

逆に何となくフッと思ったことが意外にもスムーズに実現したりすることもあると思います。
いえ、そちらのほうが実現していることのほうが多いかもしれません。 

潜在意識とつながった状態で意図することは実現しやすくなります。 
潜在能力が使われるからです。 

頭だけでいくら願っていてもうまくいかないことがあります。 
無意識層に届いていないからです。 

意志の強さだけが重要なのではありません。 
それが時には執着となります。 
それが時には無意識層において裏返しのプロフラムとなることがあります。 


コツは… 
トランス状態で、 
無意識層が開いた状態で、 
潜在意識の持つ指向性とかち合わない形でセットすることです。

自分の望みを。 

下記に上げる方法はあくまで簡単な初歩の初歩ですがそれでも成果は上げられると思います。 

一人きりで目を閉じて静かに座ってみてください。 
軽くヨガやストレッチをしてからするとさらに効果的です。 
リラックスしながら身体に意識を合わせてゆくと頭のせかせかした動きが止めやすくなります。 

そして呼吸している自分を意識してください。 
無になんかなる必要はありません。

ただ呼吸して動いている胸。
新鮮な空気が行き渡る身体だけを感じてみてください。

身体の内側の繊細な感覚に気づくかもしれません。
身体の中に力が抜けない部分があることに気づくかもしれません。
逆に体の感覚が何もなくなったように感じる人もいるかもしれません。

手のひらや指がピリピリとしびれるように感じる人があるかもしれません。
頭のテッペンや背筋がサワサワと感じる人がいるかもしれません。

敏感になった知覚が身体を流れる気を感じとりだしているかもしれません。 
普段は外のさまざまな刺激に反応して振り回されている知覚が身体に集中されてきています。 

実は、その状態で既に軽いトランスを始めています。 

普段の意識=左脳が身体や呼吸に集中された結果、
右脳の働きが活性化されてきます。
そして左脳と右脳の同調が始まります。 

その状態がトランスです。 
周りの物音などが気にならなくなっているかもしれません。 
ずっと心を捉え続けていた悩みや不安が消えて穏やかな自分に気づくかもしれません。 

リラックスした中にある集中状態。
そう表現されることの多いアルファ波と呼ばれる脳波状態です。 

ここからさらに脳波状態を変えてゆくことで自律神経バランスを整えることも可能です。
鬱や不眠症を改善してゆくこともできます。
薬を使わなくてもセロトニンなどのホルモンバランスが整えられてゆくからです。
 
さらに脳波をより繊細なシータ波にしてゆくことで意識を持ちながら夢を見ることも可能です。
ヒプノセラピーではその状態を利用して潜在領域にあるビジョンを受け取ったりもします) 

そういった状態に移行するためには特に時間がかかるわけではありません。
ほとんどの人が慣れれば5~10分で到達できると思います。

それはけして特別な状態ではありません。
ただ、トランスという概念と無意識下で起きていることを理解していないと気づかない場合があります。 



トランスは繰り返せば繰り返すほど簡単にできるようになります。 
ここで何度かヒプノを受けたりした人は全員でやる誘導瞑想中でも簡単にビジョンを受け取ります。

また、別に見えなくても望みを無意識層に届けることは充分にできます。
潜在意識と方向性を合わせて行う場合は逆にアファメーションのように言葉を使うほうがやりやすいことさえあります。
特に慣れないうちはビジョンという詳細な枝葉に囚われてしまうよりも言葉という大枠を使ったほうが望ましい結果を得られやすいと思います。 

セルフトランスを身につけることは非常に大きな成果につながります。

自由に生きるための。 
思い通りに生きるための。

望む自分を実現するための大きなスキルであることは確かだと思います。